補修・補強関連
Repair&Reinforcement

現地にて損傷状況を確認し
経済性・施工性等を考慮下
設計を行います。

ひびわれ補修や断面修復、伸縮装置の取替工事など幅広く行っています。
また、自社で新技術や新工法の開発にも力を注いでいます。

工事概要

概要
工事の目的
本工事は、○○に架かる橋梁において、補修工事を実施するための施工計画書作成するものである。
工事概要
工事名  
工事箇所  
工期  
発注者  
請負者 現場代理人:   
主任技術者:
橋梁諸元
橋名 ○○橋
橋長
幅員
位置図
全体一般図
施工計画
施工フローチャート
床版修復工法(WJ+断面吹付)
以下に、既設床版断面補修工事の施工フローチャートを記載する。
断面補修工事施工手順
  • ①資材調達・段取り
    ・安全仮設材(防護柵・足場)設置
    ・土のう設置
  • ②床版はつり工
    ・ウォータージェット準備
    ・ウォータージェット機械はつり
  • ③床版断面修復工
    ・鉄筋取替 ・鉄筋防錆処理 ・下地改質処理
    ・プライマー塗布 ・吹付工法による断面修復
    ・ 硬化養生
  • ④表面保護工
    ・けい酸塩混合型表面含浸材塗布
  • ⑤橋台ひび割れ
     補修工
    ・施工箇所マーキング
    ・下地処理(カッター)・清掃
    ・プライマー塗布
    ・充填工法によるひび割れ補修
  • ④舗装工
  • ⑦撤去工
    ・土のう撤去
    ・安全仮設材(防護柵・足場)撤去
  • ⑧完了
+床版取替工法(Paスラブ設置)
以下に、床板架け替え工事の施工フローチャートを記載する。
架け替え工事施工手順
  • ①準備・仮施工
    ・安全仮設材(防護柵・足場)設置
    ・土のう設置
  • ②No.1,2基礎工
    ・基礎嵩上げ
    ・硬化養生
  • ③No.1,2床板設置工
    ・床板据付・定着
    ・目地部防水
  • ④No.3床板撤去工
    ・コンクリートカッター
    ・油圧ブレーカーで破砕
  • ⑤No.3床板設置工
    ・床板据付・定着
    ・目地部防水
  • ⑥橋台ひび割れ
     補修工
    ・施工箇所マーキング
    ・下地処理(カッター)・清掃
    ・プライマー塗布
    ・充填工法によるひび割れ補修
  • ⑦舗装工
  • ⑧撤去工
    ・土のう撤去
    ・安全仮設材(防護柵・足場)撤去
  • ⑧完了
施工仕様(施工方法)

施工要領図(上部工架替)

工程表

既設床板断面補修工事工程表

施工管理

(1)使用材料管理
納入された材料が施工計画書に記載されているものであることを確認した後、伝票と照合し、その数量を検査、検収し記録する。
施工が完了した時点で空袋検収を行い材料検収簿に記録する。
(2)工程管理
施工計画書に基づいて工期に支障をきたすことのないよう準備し、実施工程の進捗状況を常に的確に把握して計画工程と比較照査し、必要な処置・対策を講じ、工程管理を実施する。
(3)出来形管理における各工程の管理基準値は以下の通り。

※横にスクロールしてご覧下さい。

工程 項目 測定頻度 測定方法 施工管理基準 備考
下地処理 外観 全線 目視 表面に脆弱部、泥、苔、藻、油脂などの
付着物が残らず、コンクリート面が
露出していること
写真撮影/各水路の底版・側壁
・天端それぞれの代表箇所
ひび割れ補修 延長 箇所毎 メジャー 管理基準値:設計延長m以上 写真撮影/箇所
延長 箇所毎 目視 むらがなく、剥がれ・浮き・割れ・
硬化不良等の欠陥がないこと
写真撮影/箇所※各工程
断面修復 面積 箇所毎 メジャー 管理基準値:設計延長m以上 写真撮影/箇所
厚さ 箇所毎 ノギス 管理基準値:10~100mmの間 写真撮影/箇所
外観 箇所毎 目視
打検
むらがなく、剥がれ・浮き・割れ・
硬化不良等の欠陥がないこと
写真撮影/箇所※各工程
表面保護 使用量 各路線の底板・左右側壁
・左右天端それぞれに対して
はかり 各範囲面積㎡に対する使用予定量kgを
算出し、実績として施工の際は各範囲
予定量を使い切る
各路線の底版・左右側壁
・左右天端それぞれに対して
外観 全線 目視
触診
むらがなく、剥がれ・浮き・割れ
・硬化不良等の欠陥がないこと
写真撮影/各水路の底版・側壁
・天端それぞれの代表箇所
(4)材料の品質管理

※横にスクロールしてご覧下さい。

工程 項目 測定頻度 測定方法 施工管理基準
断面修復 曲げ・圧縮強度 1回/日
(3供試体/1回)
※7日×3本、28日×3本
目視 3本の平均値:材齢28日における圧縮強度24N/㎟、
曲げ強度8N/㎟を下回らないこと。
※7日強度は参考程度とする

安全管理

工事全般
安全管理に必要なそれぞれの責任者や組織づくり、作業員の労働条件、安全性の確保など、労働災害防止に向けた活動方針等について記述する。
安全管理については、土木工事共通仕様書及び関係法令等を基に、次の項目を記載する。
  1. 工事安全管理対策
    ①安全管理組織(安全協議会等の組織も含む)
    ②火薬等危険物を使用する場合は、その保管及び取扱いについて
  2. 第三者施設に対する安全対策
    家屋、商店、道路、鉄道、ガス、電気、水道、通信線等の第三者施設と近接して工事を行う場合の措置
  3. 工事安全教育及び訓練についての活動計画
    工事の内容に応じた安全教育及び安全訓練等の具体的な計画を作成し、記載すること。
    ※安全教育及び安全訓練等の実施状況を記録した資料は別途整備保管し、工事監督員の請求があった場合は提示できるようにしておくこと。
  4. その他
    ①工事車両・重機等の事故防止対策
    ②足場・型枠支保工等の仮設工の安全対策
    ③大雨・強風等の異常気象時防災対策
    ④総合評価の技術提案による「墜落事故等防止取組計画」「交通事故防止取組計画」

【留意点】
・安全管理を進めるにあたっては、関係法令、指針等を活用して計画を行うこと。
・作業主任者の配置が必要な作業については、作業名及び作業主任者の氏名を記載した一覧表を記載すること。
同一作業において作業主任者が複数いる場合は、「正・副」を明記すること。
・別途提出する施工体系図に、現場内での労働災害の発生を未然に防止する目的として、作業所災害防止協議会を記載することにより、
下請業者の安全管理組織表とすることができる。

※参考 主な法令・指針は以下の通り
・労働安全衛生法
・土木工事安全施工技術指針
・建設工事公衆災害防止対策要綱土木工事編
・建設機械施工安全マニュアル
・クレーン等安全規則

ウォータージェット工法
  1. 安全心得
    作業に従事する者は、常に作業の危険性を十分に認識し、何事にも増して安全面での配慮を優先し、
    事故が起きないように細心の注意を払って作業しなければならない。また、慣れによる慢心から安易な行為に走らないようにすること。
  2. 健康管理
    作業に従事する者は、安全チョッキ、ヘルメット、保護メガネ、マスク、安全帯を必ず着用し、
    常に身軽な動作ができるように、ボタン、あご紐等をきちんと装着すること。
  3. 作業
    ・超高圧水発生装置の吐出口と機材までの各ホースは、確実に接続されているか確認する。
    ・超高圧ホース外装部が削られ、スチールワイヤーが見える状態になっていないかを確認する。その場合は正常なホースに交換する。
    ・ノズルを取付ける前に、通水を行いホース内部および各超高圧配管内のゴミを除去する。
    ・各ホース類の接続が終わると、ポンプ圧力を徐々に昇圧し、ノズル部・各接続部等から水漏れがないかを確認する。
    ・作業員は操作スイッチを手元に置き、異常時は直ちにポンプを停止する。
    ・シングルガンで作業を行う際にはカラーコーンで立入禁止を明記する。
    ・毎日始業前点検を実施する。
  4. その他
    ・喫煙は指定の場所で吸殻入れを設け、そこで行う。
    ・安全大会・協議会には積極的に参加し安全意識の高揚を図る。